概要
ExtraHopとAppDynamicsのテクノロジ・パートナーシップにより、ITチームは、アプリケーション・デリバリ・チェーン全体にわたってユーザごとのトランザクションの追跡状況をリアルタイムに確認できます。
IT運用分析（ITOA）アーキテクチャの構築
ExtraHopとAppDynamicsのテクノロジ・パートナーシップにより、IT組織は、ワイヤ・データとエージェント・データそれぞれについてクラス最高のソリューションを組み合わせることができます。ワイヤ・データ、エージェント・データ、マシン・データ、および合成データ用の補完的なプラットフォームを組み合わせることで、IT組織はさらに大きな洞察を得ることができ、煩雑な管理とライセンス・コストを伴う従来のフレームワーク・ツールの廃止を進めることが可能になります。補完的なプラットフォームで構成されるオープンITOAアーキテクチャを構築する方法をご確認ください。
主な特徴
アプリケーション・デリバリ・チェーンの死角に対する可視性
アプリケーション・メトリックと観測されたネットワーク上の行動との時間ベースの相関
エージェント・データとワイヤ・データ用の補完的なベストオブブリードのソリューション
今日の複雑なインフラストラクチャやアプリケーションを効果的に管理するために必要となる包括的な可視性は、単一のデータ・ソースでは得られない、という認識がIT関係者の間で高まっています。この統合により、ExtraHopとAppDynamicsは、業界が今求めるマルチソースかつデータ駆動型の洞察に対する需要に応えています。
Julie Craig氏
リサーチ・ディレクタ,
Enterprise Management Associates
「不透明」なネットワークに対する可視性
ExtraHopとAppDynamicsのパートナーシップにより、両ソリューションの補完的なトランザクション追跡機能が組み合わされ、エージェント・データとワイヤ・データを一元的に表示して相関させる機能が確保されます。この統合により、ExtraHopのプラットフォームは、AppDynamicsによってタグ付けされたトランザクションをネットワーク層全体で認識して追跡し、各ネットワーク・ホップの遅延を測定します。同時にオープン・データ・ストリームテクノロジを活用して、観測した測定結果をAppDynamicsのプラットフォームにストリーミングし、AppDynamicsのアプリケーション・パフォーマンス・データと相関付けできるようにします。ExtraHopは、AppDynamicsによってタグ付けされたトランザクションを追跡しながら、ADCの遅延の急増を測定します。アプリケーション・チームは、ADCデバイスの詳細を調べて、どのピア通信が低速化の原因となっているか確認できます。アプリケーション、データベース、ストレージのトランザクション・パフォーマンスもこのExtraHopダッシュボードで測定されるため、アプリケーション・デリバリ・チェーン全体の状況を包括的に把握できます。このホップごとの測定データは、ExtraHopオープン・データ・ストリームを通じてリアルタイムでAppDynamicsに送信され、充実したエージェント・データと相関付けられるため、アプリケーション・チームは、たとえばコード変更がアプリケーション・デリバリ・コントローラ・ポリシーに及ぼす影響などを即座に確認することができます。
